お茶の種を植えて50余年
株式会社 新緑園
宮崎県児湯郡新富町大字
新田15530-2(一丁田)
【TEL】
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0983-35-1057


日中の最高気温も10度前後となり本格的に寒くなってきました。
今日は一部生育が悪く、時期中から気になっていた茶園の土壌調査を普及センターの方に依頼し、見て頂きました。![]()
自園の土壌診断は生育が休眠状態になる時期に毎年行い、来年の生産計画の資料としますが、今回は調子の悪い茶園の土壌状態の診察です。茶園の6箇所程を80センチ位掘り、根の状態や土質、硬度を調査しました。![]()
12月に入り霜の降る日や氷点下の朝も数日ありましたが、耐凍性を得た、来年の1番茶の芽は元気です。![]()
三番茶まで収穫が終わり、秋芽の生育時期です。
8月上旬に苦土石灰を散布し、お盆明けからの作業は「深耕」をしています。
約30~40センチの爪を土中に入れ込み機械を進めていきます。
深耕は、根の生育が盛んになる9月に、新しい新根を出す為の断根と、乗用機械の踏圧などにより固められた上層部の土を混和します。
根の生育と肥料効果の改善が目的です。
防除や肥料など来年の1番茶の母枝となる秋芽の管理が10月下旬まで続きます。
通常の1番茶摘裁後14~20日程度で遅れ芽の(刈番茶)摘裁になります。自園は5月16日に終わりました。
2番茶が1番茶後40~50日で摘裁となるので、2番茶への管理作業で化成肥料の散布、防除、除草、中刈り、液肥など日々の作業計画を立て管理しています。
年明けから春にかけて、こちらの地域は極端な低温少雨で茶樹には厳しい気象となりましたが、気候変動に強い茶樹作りと管理が今後大事になってくると考えます。
早生品種の「ゆたかみどり」 昨年よりも10日遅れのスタートとなりました。
今年は春の訪れが遅く、夜温、気温、地温が低く、ゆっくりした成長となり、平年より5~7日遅い1番茶です。
茶園は霜害も無く順調にきています。
5/2の八十八夜の頃が1番茶のピークとなりそうです。
地元の共同工場も4/23からの操業開始。早朝から深夜までの繁忙期が3週間程続きます。
茶の芽が三寒四温を感じながら少しずつ成長しています。
今月は、魚粕や苦土肥料の散布をしながら、成長を始めた茶芽を寒さから守る為の防霜管理となります。
この時期に、霜の降るような日は夜中の気温が5~6℃で、時間を問わず茶園に出動となり、気温と茶面温度が5℃程度ありますので氷点下になる前に計測しながら散水を開始します。 ![]()
最低気温が氷点下になるような日は、茶面が氷に覆われます。
太陽光の熱で茶芽がダメージを受けるので、氷が溶けるまでの散水になります。 ![]()
2月は油粕を10アールに140キロ施肥しました。
有機質肥料の施肥後は効果を上げる為に耕運作業を畝間に行います。
少しずつ暖かい日も続くようになり、春整枝の時期になりました。
園ごとに高さを考慮しながらの作業になります。
まだまだ霜の降る寒い日もありますが、4月にきれいに揃えられた摘裁面から、一斉に吹き出す新芽を守るために、整枝後は防霜管理が大切になります。
今年最初の茶園管理は牛糞堆肥の施用になります。
堆肥などの有機物は肥料としての効果だけでなく、土壌物理性や微生物層の改良効果もあります。
年間の肥料設計は毎年行う土壌診断や前年の品質を考慮し設計していくので毎年変化します。
基本的には有機質肥料主体で追肥や芽出し肥に化学肥料や液肥を施肥していきます。
気象や施肥時期、土壌管理、品質向上を意識し、良質茶生産の基本は土づくりと考え管理します。
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秋番茶の摘裁が終わり、茶園作業は秋整枝となります。
茶樹は平均気温の15℃程度で成長をほぼ停止し、温度と日長を感じながら12月には休眠に入ります。
この時期の秋整枝は、来年の一番茶を出す位置決めにもなる為、慎重に行います。
近年は温暖化の影響で秋整枝の時期も遅くなってきています。
茶樹の休眠前の急激な寒さは来期の芽を傷めますので、今後はそちらの情報を気にしながらの管理となります。![]()
ようやく真夏日もなくなり秋番茶の摘裁が今週から始まりました。
写真は共同茶工場の生葉コンテナです。
3番茶後の八月上旬から約60日程度暑い日差しを受けた秋芽は大きく伸び充実しています。
秋番茶はカフェインやカテキンが少ないことから刺激性が少なく飲みやすいお茶となり、行き先は主にドリンクや焙じ茶、玄米茶などの原料として消費されます。![]()
写真は5月に中刈り園で紹介した畑になります。
5月9日に「中刈り」8月2日に「整枝」。
現在、新しい太枝と秋芽で充実しています。見比べると改めて植物の強さを感じます。
この時期の茶樹は冬の休眠に備えた栄養吸収の盛んな時期になります。
管理としては肥料、防除、耕運、除草、などを夏の変わりやすい天気を気にしながら効率良く進めていきます。
今年は暑いですが、雨も適量で秋芽の生育は順調です。