少し早めですが、昨夜はかなり冷え込んだのでスプリンクラーで茶園の水まきをしました。
まだ新芽は出てませんが、「出かけてる芽」を少しでも「寒」から守るために、予防としてまいたところです。
今朝見てみると、園の端っこは少し氷がはっていました。
希望の虹がかかる茶園。
茶業は楽しい。
経営も有事の際が、腕試しでやりがいがある。
人生、いろんな方と交わりあって有り難い。
さあ、今日も仕事できる喜びで笑顔で頑張ります。
毎日の行動や仕事。
それは自分では通常の営業や経営だったり、社外ではお茶の組合活動、時には行政等に応援を頂きながら企画開催もあります。
その中で、どうやって宮崎茶や日本茶を「広めて」いくか? と考え模索している自分や社員、同業の仲間達や関係者達。
その「広めていく」ことに反対する人はあまりいないと思いますが、 それに向かう方法や目指す着地点に対する考え方が、それぞれ大きく異なることも痛感する日々です。
学校や自社の店舗で、お茶淹れ教室を開催する人。
新婚さんに急須プレゼントをする人。
有機茶で石鹸をつくる人。
手もみ茶の実演を頑張る人。
今回の宮崎お茶祭りで盛り上げ役をかって頂いた都城大使や感性豊かな生産者:修作君、アンテナが冴える坂元君はいつも良い刺激をくれます。
SNSで「お茶とは・・・」と発信し続ける人。
その一方で、例えば出張して県外の販路拡大に勤しむ人。
それぞれが大事で積み重ね、そしてその相乗効果。
でも改めて、「広める」って何だろうと思う。
お茶に興味を持って頂く、日本の食生活として日々の生活の中に季節や催事記とともに織り込んで頂くこと、和の文化として世界に広げていくこと。
結果、当然ですが少しでも多くの方にお茶を飲んで頂く、買って頂くことに繋げていくか。
(売り上げが伸びると、茶生産者の方にも良い業界に近づきます)
そこも直視することが大事と思います。
魔法の一手はないですが、出来ることはまだ沢山あります。
品質の追求が出来ている?
地味ですが、身だしなみ、統一感、感じの良い笑顔や表情、お客様に添える一言の発し方、お店の清潔感や季節感、スピードある対応、約束を守る、PDCA、現場理解を逃げずにコンフリクトに向き合う事、プレゼンの精度や訴える力、自社の強みや弱みの振り返り・・・・。
昭和的な義理と人情も絶対欠かせない。
更に言えば求人難と言われるこの時代に、いかに目線の合う良い方と出会える様に、会社の長として今どきの求人システムを学び、実行していくか。
大変革にはならなくとも、これらを追求し続けるだけでも、まずは自社としての一歩は進めます。
「俺、そこが出来てる?」
世の中で起きる様々なことを言い訳にせず、桜を見る会の問題でもなく、コロナウイルスのせいでもなく、消費増税の影響でもなく、自分に問いかけると寝れないくらいやることはまだまだ沢山あります。
笑顔あふれる良い人生を社員や仲間と送るためにも、少し苦しみながら頑張ります(^^)
【起】
「宮崎は、ほんとに美味しいお茶、味のしっかりある優しい味わいのお茶が多いです。茶業も厳しい時代ですが、まだまだみんなで県内外に発信、販売していきましょう!」
と、県内のお茶の組合の総会で挨拶。
【承】
それなら心身の贅肉をそぎ落としてリセットし、お茶をまだまだ提案していく、販売する熱量を上げていける様にと、まず近所や茶畑の周りを「ぜーぜー、ハーハー、うーうー」言いながら走っております。
(3月、西都市の「このはなマラソン」・・・と言っても10kですが出場します。目標1時間20分程の鈍足マンに激励のおひねりでも投げて下さい)
【転】
が!
お客様に喜んで頂く、美味しさを認めて頂くには何から始めようか??、気持ちだけでは伝わらない・・・。
と、色んな考え、色んな色を持った人達と何をどうするか、大海原に向かって熟考する日々。
【結】
「よし、今は焦らず暖かい春の息吹を想像しながら、とろーんと口の中で広がるお茶を愉しんで頂こう」
と、春待ち茶の仕上げにいそしむ私。
あー、ネタ切れではありませんけど、美味しいお茶が出来たのは本当です。
是非一度、お試し下さいませ。
あけましておめでとうございます。
さて年末年始、カレンダーの関係でいつもよりは長めのお休みを頂きました(全スタッフ揃ってのスタートは今日からです)
それで久しぶりに帰省した子供達と楽しく過ごすことを頭の中では想像していましたが、日頃過ごす会社や世間と違って、家庭内では気を使わない遠慮のない会話が交わされ、
「おっ、それ言う? 親にダメ出し?」
ということが何度かあったり。
家族だから遠慮無く何を言ってもいいんですが、
「そんげ言わんでいいわあ~」
と親である自分が内心思ったり。
でも自分も子供の頃(いや、40過ぎまでかな)、親にはそうだったと思い起こしたり、大人の世界は立場や忖度や遠慮があって会話していることを再認識したところです。
ちなみに、新富町長に愛娘の成人式でお会いする機会があり色々お話しましたが、あれ程、町を大きく改革し誇れる町作りを確実に前進させている町長でさえ、ご家庭内では家族に特に年末年始はダメだしをされてて居場所が無い・・・と嘆いておられました。
*掲載は町長の了解済み(^^)
そういった中、沢山実った庭のスイートスプリングちぎりをしていて、中2娘の頭に落ちたら面白いな~と思って上の方から狙って切っていたら、それが娘の顔面を直撃し、早速年始から娘がひねくれて、こちらも早速年始から少し凹んだり。
1人の時間が出来たときは、本を読んだりスマホを触ったりしていましたが、テレビでもおなじみのメンタリスト:DAIGO氏のYouTube発信が強烈に良かったですね。
彼のは初めて聴きましたが、特に印象的だったのが、
中長期の目標は要らない、夢も要らない(もちろん明確な理由あり)
今日に熱中し、やりたいことはどんどん変化していっていい。
テンションの上げ方やその根拠。
啓発本は無意味、メンターは持たない。
言葉の選び方。伝え方。
組織運営は苦手だからやらず、得意分野のWEB発信に特化し月会費500円で10万人以上の会員が集まっていて・・・。
などなどです。
ウィッシュDAIGOでもなく、我が愚息の大吾でもなく、このDAIGO君の半端無い勉強量と知識欲と行動に移し易い具体性。
悩める運営、経営にもかなり生かせる話しが多いです。
年始に(WEB上ですが)非常に良い出会いでした。
さて、今日は久しぶりに町の賀詞交換会にこれから行ってきます。
ここでも良い出会い、楽しい時間にしたいと思います。
皆様どうぞ、今年も宜しくお願い致します。
まずは父の時から続けている、我が家、我が社なりの祈願としてお供えをしたところです。
(この時期に毎年、このコラムにこれを記すのも何回目だろうか)
バランスの悪い頭でっかちのミカンと餅、清酒でなく(宮崎県人だから)焼酎を(飲み過ぎない様に)少しだけお供えするのも、やはり毎年、事故や怪我が無いことを願ってです。
(頭でっかちで未完!とは、私のこと??)
自分も社員もそれぞれの家族も、まずは心と体が健康でありたいと願います。
そしてそこをベースとして来年、お客様に日本茶を喜んで頂いた結果として会社の売り上げや利益が生まれ、モノからコトを具現化し、私たち自身が仕事をすることや生きる喜びを見いだしていくこと。
毎日、一歩進んで二歩下がりながらでも、喜んだり踏ん張ったり侃々諤々したり、時には勇気ある撤退をしたり大笑いしたり、思っていることがしっかり伝えられたり、共感はしながらもそこに理性的な正論も折り込みながら、毎日が恵まれていると実感出来る1年にしたいと思います。
だから、人は性善説でも性悪説でもなく、性弱説で生きていることも胆に命じて日々を過ごしたいと思っています。
今年1年、我が社を支えて頂きましたお客様、商社や店舗の皆様、関係機関の方々、地元の方、業者の皆さん、マスコミの方、同業者の方や友人知人の皆さん。
本当に遠方から、お隣から、家族やお友達を紹介して頂いたり紹介されて来られたり、いつもスーパーで買って頂いている方、共同購入で買って頂いている方、百貨店催事で極寒の中ハガキを持って来て頂いた方、WEBや電話でご注文頂いたり・・・・・。
当然全ては書ききれませんが、皆様、一年間本当にお世話になりました。
来年も昭和マインドと令和システムで努力し前進致しますので、何卒宜しくお願い致します。
冬の感謝祭、今回も多くのお客様にお越し頂きお陰様で無事終了致しました。
それで恒例?の、お客様との楽しいやり取り集(^^)
少し年上の男性の方。
「まれもの」の淹れ方を苦慮されてるとのこと。
「葉の量が足りないのかな?」と言われたので、私が実際の茶葉で量をお示しすると、「あー、少なかったんだっ!」と言われていました。
ここまでお茶の淹れ方に真剣に向き合って頂いている嬉しさ。
ご年配の男性の方。
「ここは賞状をこれ見よがしに飾ってないから良いわ!!」と言われました。
この視点でお話された方は初めてで、すごく印象的で納得のお言葉でした。受賞歴は看板などで表示していますが、少しは控えめにしておりました。
香ばしい冬茶と、マイルド系特選深蒸し茶の比較試飲をされた女性。
「両方美味しい、迷う~」と満面の笑みで言われて、こちらまでほっこり。
日南からわざわざお越し頂いたご夫婦。
「先月の日曜日に2回来て2回とも定休日でふられた」とのこと。繁忙期以外は第1,3,5日曜日が定休日であることをお詫びし、それでもまた遠方まで来て頂いたお礼をお伝えしました。
町内の新田原飛行場の前のお茶屋さんに間違って行かれた、私の母と同じくらいのご年齢の方。
そこのスタッフさんが、丁寧に当店への行き方を教えてくれた様です。
(さすがアズ社長のご指導の元、スタッフさんの優しさに感謝します)
私とのかけあい、ジョークの応酬?が盛り上がる、親子でもう10年以上ご来店頂いている方も。
ANAで使用頂いているお茶を東京の友達に送ったら、すごく喜ばれた!と言われた方。
抽選ボックスに手を入れられた女性に、「特賞の賞品は私の歌です!」と言うと、ずっこけながら「2等で良いわ」と言われたり・・・。
こんなそんなの3日間。
本当に有り難うございました。
年末年始、皆さんのご家庭、職場、お友達と「日本茶」で笑顔溢れる時間になることを願います。
12月ですね。
茶園はじっくり冬眠しながら、来春にむけて養分をたっぷり吸収しています。
そのためにはこの時期、茶の生育には暖冬よりもしっかり冷え込むことが大事です。
寒いと千切り大根もいいものが出来ますので、まだまだ冷え込み期待です。
販売の方は、お茶屋にとっては新茶期とこのお歳暮時期が最繁忙期となりますが、お歳暮でも年始の家族の団らん用でも、にっこり(^^)語らいながら美味しいお茶を飲んで頂きたい気持ちがあります。
じゃかいですよ・・。
お得、美味しいが沢山の「冬の感謝際」を開催致します。
スタッフ橋口も、お客様に人気の「書き物」を懸命に準備中です
と、イベントのご案内は書かずにはいられませんが、悪い方で最近、なんじゃこら!!と書かずにはいられない事。
今の「国会」。
お茶屋コラムで政治の話しはなんですが、あまりにもこっけい過ぎて・・・・。
お偉いさんが「桜を見る会」であーだこーだやってますが、それに関わる「人件費×人数×長~い時間、その成果」を考えると、トホホです。
これは一般企業に例えるならば幹部社員が社長に、
「社長、000の件はおかしい、説明しろ!」
と、この忙しい、そして大切な年末にお客様を向かず、現場社員に寄り添わず、販売を忘れ、現場を捨て、優先順位の高い懸案事項を放り出し、1週間も1ヶ月も、何も生まずに「ワーワー」言い続けて、それで収入を得ているという茶番。
そりゃ、会の開催自体はおかしげなことですが、トップが
「もー、やらん! すまんかった」
じゃいけないのだろうか??
そして、ラグビーWカップで活躍し感激の涙を流させてくれたプレイヤー達をバラエティーでしか扱えないテレビ局にも憤りを感じます。
あの成果を出すために、大きな怪我と戦いながら、例えばレギュラー争いの激しさでも、どれ程の汗水、時には血を流したか等のドキュメント番組でも出来無いだろうか?
(あってたかも知れませんが)
でも、土俵に上がらず外野から批評をするのは簡単。
(それぞれの事情もあるし)
では、自分、自社はどうだろうか?
いやあ、まだまだ!です。
じゃあ、出来る事は?
昨日でも明日でもなく、今日を笑顔でONE TEAM目指して全力で仕事するのみ(^^)
先日の都内出張時に寄らせて頂いた、お茶の袋資材を買わせて頂いている(株)吉村の橋本社長様。
袋という「モノ」だけの販売に終わらず、「コト」の追求をされている企業スタンスに敬服。
おそらくどの茶業関係者よりもリアルなお茶の消費動向やマインドを微細につかんでおられ、非常に勉強になりました。
また、社内改善や改革も成果を出されており、そこも大いに学ばせて頂きました。
そしてこの笑顔。
よくよくお聞きすると10年以上前には、四苦八苦されてた時期もあられた様ですが、それを軽く超越し活き活きと仕事をされており、自分の「ヘナチョコぶり」を振り返り自問自答してしまいます。
厳しい、厳しいと言われる茶業界ですが、橋本社長の思考や具体論をお聞きしていると、まだまだチャンスがある業界が見えてきて、夢に向かって頑張ろうと思えてきます。
こういう風に人に夢と希望を与える方になりたいな~と思う、土曜日の朝。
笑顔で今日一日を頑張ります(^^)!