昭和テイスト?

昭和テイスト?

 

お茶の製造では、原料の選定はほぼ決まっているこの時期、特に火入れのことを考えます。

 

その火入れですが、毎回調整しながらになります。

 

1つの製品でも、毎年その原料(荒茶)は一新されるし、じゃあ同じ原料で加工していく1年間でみても、その時の気温、湿気、新茶期か否か、その時の味覚の感性、もしかしたら気分、試飲して判断していくというアナログ的誤差もあるかもしれない。

 

また他者、他社のお茶を飲む中で、自分の傾向の良し悪しも認識したり。

 

 

と、考えながら先日、今月7日から販売の「冬茶だより」を火入れ。

 

 

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1年前に冬茶を仕上げた時の「加工表や火入れ温度記録」はあえて見ず、

 

 

「香ばしく、甘みを残しながら、色は少し茶色くなってもかまわない、でも苦々しくならない様に」

 

だけ意識して、何杯も飲んでは温度を小刻みに上げ下げ・・・・。

 

 

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原料が深蒸しなので元々苦みは少ないけど、逆にお茶が細かい分、強火で焦げてしまわない様に考えながらベストは尽くしました。

 

 

 

 

そして袋詰めされ販売日までが待ち遠しいまま?、冷蔵庫でおねむ中のパッケージを引っ張り出してみる。

 

 

「冬のぬくもり、届けます」

 

 

とパッケージに書かれていますが、このイメージに少しは近づけたかなと思っております。

 

(このコピー、少し昭和っぽく、どこかレトロでいいですね)

 

 

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さて本日、定休日の冬晴れの1日。

 

1人で電話当番と資料作成をしながら、普段の喧噪から離れて、天気と気温の良さから、頭もココロも「すーっ」と澄んでいます。

 

 

まずは、お正月まで2ヶ月。

 

美味しいお茶で体も心も温まりながら、皆様も社員も自分もお茶屋さん仲間も、穏やかな時間が過ぎていくといいな~と思っております。

 

 

2018.11.04

秋晴れに・・・

 

秋晴れの1日。

 

そんな中、入社して1~2年の社員と研修の場を持ちました。

 

 

自園を見ることもこれまであまり機会が無く、3ヵ所の自社園を見てまわり、基礎的な話を私からしたところです。

 

 

 

そして秋の番茶製造も見学。

 

その工程の中で、烏龍茶や紅茶と違って日本茶製造の大きな特徴である、「摘んだ生葉を蒸気で蒸す」という工程は、文字や言葉では知っていても、目で見ないとピンときません。

 

 

「ここの筒の中で葉を蒸してるんです」

 

 

と説明すると、みんな少し感嘆の声。

 

 

「ほほ~」

 

 

そして中盤から、乾燥と揉み込みの繰り返しで茶葉を形にしていき、丸まった葉を真っ直ぐ伸ばす工程も目にすると、

 

 

「あっ、途中までが【ぐり茶】で、最後で【伸び】になるっちゃ!」

 

 

という言葉も出たり。

 

 

ふむふむ(^^)

 

 

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そこをみんなに見て欲しくて。

 

 

まさに「百聞は一見に如かず」の様でした。

 

 

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そして移動の車内では、普段会社では出来ないラフな会話をして笑ったり(^^)

 

 

 

良い時間でした。

 

 

 

 

 

 

2018.10.24

キーボード

 

休みの日の午前中は、社外でデスクワークをすることがあります。

 

「休みはしっかり休んだら?」

 

 

と、ある仲間に言われた事もありますが、少しでも新しい1週間がスムーズに進む様に、夜も頭がモヤモヤして寝れないとならない様に足を運びます。

 

 

 

そして今日は、町の施設:きらりの喫茶、キートスさんでめちゃ美味しい「豆乳プリン」を注文し、会社の机から持ってきたノートPCと書類をガサーっと取り出して、いざ始めようかと・・・。

 

 

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「あっ やっぱ、このキー、汚れている・・・・」

 

実はこの事を先日、妻に指摘されましたが、忙しさから聞く耳を持たず!でした。

(頂いたウエットティッシュで拭けば、たった2,3分でキレイになったです)

 

そう考えると、小さな事から大きな事まで言われないと気づかないがあります。

 

そしてそれらが失敗、混乱につながる事が多いです。

 

 

自分の知識、言葉、表情、しぐさ、心の癖、仕事ぶり等も言われて気づく事が多くあります。

(耳が痛いけど)

 

テレビで活躍されている林先生の著書には、「失敗の法則」は3つあって、思い込み、情報不足、慢心と書かれていました。

 

 

大納得!!

 

 

お茶の仕事でもそう思います。

 

一つのお茶を仕上げるのに原料選択、保管、気温や湿度、割合、加工の方法、飲まれる方の気持ちや嗜好の想像でも、毎回敏感に、そして深い知識で行わないと気がつかないうちにありふれた品質のものをご提案しているかもしれません。

 

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そして自分がそこに気づかないままだと、「裸の王様」になってしまいますね。

 

 

 

聞く耳と学ぶ気持ち。

 

 

そして改善心と実行力。

 

やる以上は年を取っても(^^)

 

 

また明日から頑張ります。

 

 

2018.10.08

年に一度だけ

 

今朝も6時過ぎに犬の散歩で茶園をぐる~り。

(どうしても、5時には目が覚めてしまうお年頃)

 

その途中、きゅうりを栽培されている河野さん親子が収穫中でした。

 

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で、河野さん曰く・・・

 

「きゅうりは、ハウスより露地の方がしゃきしゃきして美味しいがね・・・」

 

「値段が、今はまあまあいいとよね・・・」

 

「朝採ると、新鮮よ!」

 

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1本1本、手摘み。

 

毎日農協に出されるそうですが、最終的に遠いどこかの食卓か、はたまたレストランなどで食べられた方が、

 

 

「うわっ、このきゅうり、しゃきしゃき、美味しい」

 

 

となると、いいなあ~と思います、1本1本の手摘みだから。

 

 

 

お茶にも露地物があります。

 

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我が社はお茶のハウス栽培はやっておりませんが、その露地物との比較で言うと、「被せ(かぶせ)」という方法があります。

 

露地物のお茶には、なんかスーと口に入っていく自然の味わいや香りがあります。

 

 

それに対して摘む直前まで茶園に黒い布を数日被せると、お茶の渋みが減り、甘みや口当たりの良さが増します。

 

露地物も、被せた物もそれぞれの美味しさがありますが、自分の好みは・・・・。

 

 

その中間です。

 

(時には露地物の被せたお茶の神ブレンドもありますが・・・)

 

 

露地物の清涼感やお茶本来の内質を残しつつ、逆に被せの日数が長過ぎてモワっとした人工的な香りや味わいまではいってないお茶。

 

そんなお茶を求めています。

 

 

そして手摘みで言えば、全国茶品評会。

 

今年の結果は、順位的には目標に届きませんでしたが、200名近くの方と1日を共にして1枚1枚手摘みをしたというのは大きなこと。

 

年1回、顔を合わせる、この日を楽しみにしていただいている、新芽の香りの中で同じ時を過ごす、近況報告もあったり、また頑張ろうと思う気持ち・・・・。

 

 

「毎年、新緑園の手摘みに行くのが楽しみよ!」

 

 

と、言って頂ける方が増える会社になればと思います。

 

 

またどうぞ宜しくお願い致します。

 

2018.09.23

素敵な秋がきますか?

 

 

秋のお茶がスタートしました。

 

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でも、秋と言うにはまだ暑すぎて・・・。

 

これは、非常に寒い地域である中国の黄河あたりで生まれた暦が日本に伝わり、立秋(8/7)や立冬(11/7)等として使われているので、夏に限らず日本の季節感とは気温差を感じる様ですね(ネット記事から拝借ですけど)

 

 

そして私、作り手の想いとしては、つぶあん入りのまんじゅうと秋のお茶を並べて、少し肌寒くなってきた満月の夜に縁側でボーッと一服して頂きたい感じです。

 

 

そのために、雑味は出ない原料の選択と少し強めの火入れをほどこしました。

 

 

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そしてブレンドは、少量のサンプルで色んなパターンが組み合わせ出来ますが、火入れは一発勝負に近いです。

 

 

焙煎機の温度を上げ下げしながら試飲で確認。

 

でも迷い過ぎると、お茶が焙煎機から出終わってしまいます。

 

 

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そして、そして・・・。

 

 

美味しいのが出来ました。

 

 

暑すぎる夏で、畑の農作業の方も道路工事の交通整理の方も、工場内で製造している人も外回りの営業や配達の方も、かなり体に疲労が溜まっていると思いますが、過ごし易い秋が目の前です。

 

 

 

健康回復で心身元気になって、笑顔あふれる素敵な秋が来ます様に・・・。

 

 

そんな時のおともに、味わって頂けると最高です(^^)!

2018.08.28

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