茶匠のひとり言 | 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園 茶匠のひとり言 – ページ 11 – 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

社長ブログ

2021.10.31

TOKIO

 

 

都内に3泊の出張に行っておりました。

 

スーパー等にご提案で。

 

 

 

そのお仕事以外の日記的ブログ。

 

 

その1)

 

東京オリンピックでインフラ整備は一旦終わったと素人経済評論家として認識していますが、ビルはまだあちこちで建設中でした。

 

 

 

何百億?

 

何千臆?

 

建設費が莫大にかかるであろうビルが、その後に経営的に成り立つ経済の仕組みがわかりません。

 

どなたか教えて下さい(笑)

 

 

 

その2)

 

紅白出場も決まったストリートピアニスト、ハラミちゃんに渋谷駅構内で遭遇。

 

 

が、演奏は終わっていました。

 

生演奏が聴けなかったのが不運なのか、お顔が見れたのが幸運と考えるのか、一緒に写真撮ってください!が言えなかったのは、私が大人なのかシャイなのか。

 

どなたか教えて下さい(涙)

 

 

 

その3)

 

利用したビジネスホテルのロビーから撮ったショット。

 

 

 

都会の喧騒でなく幻想。

 

ビジネス、綺麗ごと、まやかし、不条理、幻想、可能性や何やらかんやらが入り混じった都会に魅力を感じます。

 

 

この年齢でそこに惹きつけられるのは、まだ心が成就していない何かがあるのか、脳科学の先生、教えて下さい(求)

 

 

以上、時にはこんなブログで(^^)!

 

 

 

2021.10.31

やりがい

少し冬が近づいてきた様に感じる、秋の頃です。

 

この時期、茶園では夏以降伸びた葉を刈り来春の収穫に供えます。

茶園によってはその葉を製造し、ペットボトルの原料や玄米茶のブレンド用に使用します。

 

 

この全国茶品評会の出品茶園でも気持ちの良い秋空の元。

 

特に生育を大事にするために葉層を厚めに残しなが、刈り落とし作業を行ったところです。

 

 

去年のこの茶園は夏場の虫害にあい、葉に穴が空いていましたが、その反省を生かし特に夏の管理を徹底し、去年よりは良い状態にあると感じます。

 

(少し嬉しい)

 

 

来年の4月。

 

コロナも落ち着き、またこの茶園に200名の同志の方々と、再会を楽しみながら手摘みが出来ればと思います。

 

 

 

そして寒くなる冬を前に工場では、恒例の限定品「冬のお茶」を製造。

 

秋のお茶より深蒸しタイプの原料を選択し、秋茶より更に焙煎温度も上げ、「こたつ」で美味しく飲めるお茶に仕上げました。

 

 

 

さてコロナ禍で日本茶の消費は伸びましたが、これは巣ごもり需要の中、健康を意識され飲まれた方が増えたからだと思います。

 

健康に良い成分やリラックス成分が多く含まれる日本茶。

 

 

 

 

その機能性だけでなく「美味しい」と喜んで頂く機会も多くあります。

 

さて西都市というより県内でもトップクラスの美味しさを誇る「しゅるり」さん。

 

ここでは「秋のお茶」をご利用頂き、作り手の想いを100%再現した最良の淹れ方で食後のおもてなしをして頂いています。

 

 

 

こういう場面に出くわすと、やはり茶業は尊くてやりがいがあり、期待に応えたいと思える仕事だと感じます。

 

 

NHKの特番でメジャーリーガー大谷翔平君のこの1年間の努力を見ましたが、彼の0.1%でも周りの方に夢を喜びを与えられる様に、こつこつと毎日の努力を積み重ねる仕事にしていきたいと思います。

 

 

頑張りまっせ、俺。

 

 

 

 

 

2021.10.16

気持ちいい

 

 

秋晴れの一日。

全国茶品評会の日本一受賞茶園の管理を、男性4人で行いました。

 

今回の一番の目的は除草作業。

 

草は大切な肥料を吸い取るだけでなく、虫の発生にも繋がりますので。

 

 

 

 

10月から入社してくれた期待の新人で23歳の青年も含め、普段の担当業務からは離れての農作業。
(ちなみに新人君の名字が「みのり」なので農業には縁起の良い名前ですね)

 

 

農作業を共にし、茶業の基本を肌で感じ、来春の「実り」ある収穫の有難さや、日本一受賞を目指す気持ちも共有できればと思っています。

 

 

同時に秋の肥料も散布です。

 

 

 

 

この肥料が土中で分解され、半年かけて来春の新芽に旨みや甘味として蓄積されていくイメージです。

 

この肥料が美味しさに科学的に変化していくって、改めて自然や植物の力ってすごいですね。

 

 

こうやって農作業の一日を終えて思うのは、仕事って効率とか成果ももちろん大事ですが、良いメンバーと気持ちよく働けるのが一番気持ちがいいということです。

 

 

 

なぜか、「寿司ざんまい」ポーズ。

 

 

以上、社長の自己満足ブログでした!

 

 

 

 

2021.10.13

地道

 

 

10月から新人さん2名入社で、ベテラン社員も含めて社内研修。

 

コロナのこともあり、2班に分けて実施。

 

 

 

基本的なお茶の種類、品質の差異が生まれる理由、お客様への説明の仕方。

 

そして工場の製造ラインも見学。

 

 

電話の受け答えも、改めて基礎からやり直しです。

 

そこはかなり細かくやります。

 

その細かさに、

 

「えっ?」

 

と思う社員さんがいるかもしれない。

 

けど細かく細かくやりました。

 

 

 

細部に神が宿りますから。

 

 

 

 

 

 

 

この積み重ねが、インナーブランディングとしていつの日か生きてくると思います。

 

格好良いデザインでなく、言葉だけの経営理念でもなく、受賞回数でもなく、毎朝黙々と清掃をし、言葉使いや気遣いを意識し、身だしなみを清潔にし、情熱を持ってお客様に優しい味わいで旨みのあるお茶をわかり易くご提案をしていくことで、ブランドは生まれてくると思います。

 

 

まだまだ、まだまだです。

 

 

 

 

 

2021.09.21

日本一を目指して

 

全国茶品評会。

 

今年4月に手摘みし、出品したお茶の結果は8月下旬に出る予定でしたが、コロナの影響で審査会が出来ず、11月に持ち越されました。

結果が出るまでドキドキですが、楽しみに11月まで待つしかありません。

 

そして来年の出品に向けて、この時期も茶園管理が続きます。

 

うま味、甘味たっぷりのお茶になるように、肥料もたっぷりまいております。

 

 

 

普段は私が1人でその作業を行いますが、茶園周りにすぐ草が生えますので、その作業は普段は違う部署の2人に手伝ってもらっています。

 

1人は企業様相手に販売や提案を頑張る社員、もう1人は製造で日々学んでいる社員。

 

日本茶専門店の社員として、生産面も実感して欲しいと思っていますが、慣れない仕事でも前向きに手伝ってくれて助かります。

 

 

「よーし、日本一目指して草刈りするぞう!!!」

 

 

 

と、気合のショット!

 

これで来年の日本一が、2歩くらい近づいてきた気がします。

 

 

 

2021.09.15

うれしいこと、たくさん

 

 

来春の新芽の充実を目指して、秋用の肥料をまいております。

 

 

ひさく。

 

秘策?

 

公にしているので全然「秘策」ではないでが、内容が良く非常にお薦めの肥料です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、こうやって美味しいお茶作りに励む日々ですが、実際わが社の品質は現状どうなのか?

 

「美味しい」、「旨い」、「甘い」も、何か自分にとっては曖昧になってる気がするし、少し流行りの言葉で言えば「エビデンス」が欲しくて、スーパーで他社さんの物、県外産の物を30本以上購入して、お茶専門の分析機で成分を調べてみました。

 

結果・・・。

 

うま味の成分値が非常に高く、まろやかで優しい味わいという数値が出ておりました。

(あと、眠つきを心配しなくて良いのは、玄米茶や焙じ茶ということも改めて明確になりました)

 

 

良かったです、美味しさが数値で見れて。

 

「原料を厳選しています」

 

と言える内容でした。

 

 

 

別のお話し。

新しい機械設備導入に伴い、倉庫が手狭になり、思い切って断捨離中です。

 

それで先日、断捨離のプロをお呼びしアドバイスを頂くと、半分は捨てるものと判明。

 

いやあ、こんなに使っていない物があるとは驚きでした。

 

 

その取捨選択をする中で、見つけた段ボール。

 

 

中身は何か、私はわからないんですが、これはなんか捨てられないですね。

 

 

「うれしいこと、たくさん」

 

 

こんな仕事や会社、人生にしたいですね。

 

2021.08.26

年齢の自覚

 

続けての降雨から、連続晴天となっている夏季終盤。

 

秋らしい落ち葉も道を彩どり始めましたが、朝夕少しは肌寒くなってきた・・・とは、まだ言えないですね。

 

 

 

 

秋を目の前にし、恒例の秋のお茶を製造。

 

旨みとまろやかさが重視の当社の茶葉を改めて比較し、少し涼しくなってくる頃を想像してブレンドや焙煎をします。

 

 

 

今年の4月の新茶の季節に準備した茶葉。

その中から、収穫の秋に美味しく感じるであろう原料を選択し加工しますが、今年は今年特有の茶質というか特徴があるので、焙煎は前年の焙煎温度を参考にしながらも、今年の物にフィットする温度を焙煎中に模索しながら仕上げます。

 

「おっ、よし!」

 

 

と、しっくりくるまで温度を少しでも上げ下げします。

 

 

まあ、これは普通で当たり前の仕事ですが。

 

 

 

さて充実の秋に向けて、来月で57才になります。

しかし良いか悪いか、60も近くなってきたのに年齢に対する自覚がほぼ欠けていると感じます。

 

やはりこれは、起きている時間と言うか意識のある中で、肌がつやつやする液体を自分のお顔に妻に強制的に塗らされる時間以外はあまり鏡を見る機会がなく、年齢なりの白髪や禿げ上がりを視覚的に見る時間が少ないからだろうか?

 

それとも、内面的な熟度が進んでいないのか?

 

 

最近、57才男性の婚活の活動ドキュメントと、20代大学生の貧困の実態が書かれた本を2冊読みましたが、自分の年齢って世間のポジションや認識はこの位置なんだ!と痛感しながら、それでもそれに抗っていこうと再認識したり。

 

 

まあ、こんなことを思いながら旨くて香りの良いお茶を作っています。

 

 

 

 

 

2021.08.04

旨みと感度

 

夏は暑い。

 

だから「夏のお茶」を、水出しでご案内しています。

 

 

ところで当店のお茶は、渋みや苦味が少なく、旨みや甘味があると言って頂きます。

 

旨みとは、料理で言うところの出汁(だし)みたいなもので、昆布や椎茸に含まれるグルタミン酸の一種から感じられる味わいです。

 

お茶ではそれが「テアニン」という成分に含まれており、リラックス効果があったり質の良い睡眠が取れると言われています。

 

 

この品質の勝負の分かれ目は、その様な旨みのあるお茶を4月から5月に数ある新茶の中から、いかに選択するかにかかっています。

良い物を選んでおかないと、いくらブレンドや焙煎に工夫をこらしてもそれ以上のお茶にはなりませんから。

 

 

 

 

 

そして仕事が終わって。

 

時々、夕方には車で10分の西都原古墳群でジョギングをしております。

 

ここは緑に囲まれて、運動するには最良の環境です。

 

 

 

こうやってまだまだ感度を高めておくために、年齢的に錆びない様に、腹を引っ込めて心は出っ張る様に、心身のブラッシュアップを図っています。

 

 

小さな悔やみや反省を繰り返しながら、しかし繊細さも生かしながら、日々頑張ります。

 

 

 

 

2021.07.28

仕事の価値

 

暑いですね。

 

今日は、佐土原町総合文化センターの講座の1つとして「親子でお茶しま専科」というタイトルで声をかけて頂き、小学生やお母さんたちを中心に、お茶のお話を2時間近くさせて頂きました。

 

コロナ対策で間隔を取りながら、前半戦は私がお茶の歴史や宮崎のお茶、お茶の種類についてお話。

 

 

 

後半は、女将が美味しいお茶の淹れ方を解説。

 

熱湯、湯冷まし、水出しで味がどう変わるかなど、女将も緊張しながら、お茶屋としての想いを熱く語っておりました。

 

 

現代は、急須で淹れるお茶が敬遠されがちです。

 

しかし参加された皆さんの申し込みのお葉書を事前に見せて頂きましたが、お茶に対する興味や期待が書かれており、わくわくどきどきしながらスタッフと会場入りをしたところでした。

 

そしてちゃんと話を聞いてくれる小さいお子さんなど受講生の熱心さや真剣さに、茶業で働く一人の人間として嬉しく感じる時間でもありました。

 

 

 

こういう時間は、ビジネスとか売り上げから離れて、仕事の価値を感じることが出来て非常に貴重なものとなります。

 

 

今頃、ちびっ子たちが自宅で家族にお茶を淹れて、笑顔が広がっているかなと想像しています。

 

 

中田さんや事務局の皆さま、大変お世話になりました。

 

有難うございました。

 

 

 

 

2021.07.26

数字

先日の夏の感謝祭では、暑い中、そして雨も降る中、多くのお客様にお寄り頂きました。

 

その中で、特に喜んで頂いたのがティーパックの水出し茶です。

 

店外でガラスの容器にティーパックと氷を入れて30分待つと、美味しい水出し茶が出来上がります。

 

 

 

蒸し暑い夏ならではの、お茶。

 

おかわり自由で、何杯も飲んで頂きました。

 

 

 

 

そして茶園では、土を掘り起こして土壌分析。

 

機械に土を入れ科学的に分析し、土壌に足りないもの、逆に過剰なものなどを判断します。

 

 

 

「頑張ります」とか「一生懸命やります」という気持ちや感覚的なことでなく、正確な数値を元に今後の肥料設計を立てていきます。

 

まあ人間で言うところの健康診断で、血圧や血糖値をみて、食事の改善をするか運動をするか等を決める様なものです。

 

 

数字は大事です。

 

それがあって、何をどう頑張るか決まりますから。

 

 

 

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