宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

社長ブログ

2020.08.11

美意識

 

さてさて・・・。

 

猛暑で汗を流しながら、農機具倉庫に行くと面白いことが・・・。

 

カッパとパッカ。

 

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カッパは雨合羽。

パッカはパイプと布などをはさむ物。

 

1人で口角をちょいと上げたところです。

 

 

 

そして工場では、これまた汗を流しながら焙じ茶作り。

 

特選ほうじ茶!と名乗るからには、原料の選択も責任重大。

 

ちなみに我が社では上質1番茶から抜き分けた、色の良い平たい茎を使います。

(これ、業界用語でペタ棒(ぼう)と言います)。

 

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これを焙じると旨いんです。

 

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焙煎のポイントは、一瞬で高温にし(ポン菓子みたいに)平たい茎をプクッ!と膨らますこと。

 

できあがりは雑味の無い、清涼感溢れる良い香りです。

 

 

 

 

話し変わって先日、ジョギングで走った西都原。

 

久しぶりの運動のせいでなく、茶業をやめられたある生産者の方の抜根された茶園に胸が苦しくなりました。

 

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んんん・・・・。

 

世の流れに負けられん、俺は負けんど!と思う。

 

負けたくないから、新しいスタンスで密かに?社長業をしながら、零細企業の宿命で現場業もやっています。

 

コロナの向かい風も受けながら、でも何というか、全ては自己責任という立場が苦しくはなく、むしろ有り難いと思います。

 

 

今は前置きや評論でなく、直感でやりきる時。

 

正論ばかりでは息が詰まります。

 

 

仕事をなぜやるか、どういうマインドでやるかという「美意識」も大切と痛感しています。

 

(最後、決まった!)

2020.07.25

梨が有り

 

工場で加工をしながら窓際でお茶の試飲をしていると、駐車場に到着されたお客様の車が、すりガラスごしに見える時があります。

 

そんな時は、毎回ではありませんが、ちょいと窓を開けてお声がけさせて頂くことがあります。

 

「こんにちは、いらっしゃいませ!」

 

するとお客様は少しキョロキョロされ、工場から顔を出すこのオッチャン社長を発見され、微笑まれます。

 

 

 

そして今日もそうやってお声がけすると、

 

 

「あんた、社長やがね? 頑張っているね。そこは暑いやろ?」

 

 

と、コロナの事を気にされてか、密着を避けるように手に提げた梨を窓ごしにお渡し頂きました。

 

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いやあ、汗かきの工場で嬉しい時間です。

 

 

ここで一句!

 

ディスタンス 工場の汗が 梨で消ゆ

 

 

 

 

 

さてお陰様でリセット出来て、改めて火入れ。

 

今日は主に県外のスーパー様で扱って頂いているお茶の仕上げ。

 

イメージは、中蒸しで注し易い、香りは強すぎず生す過ぎず、優しい味わい、くどくなく、さらっと自己主張しない味わい。

 

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うん。

 

そんな感じ・・・・。

 

 

 

 

そしてコロナ。

 

ここでどうするかが、リーダーの仕事。

 

 

正しいか、否かでなく、「決める」だけです。

 

 

 

 

 

2020.07.12

悔しい!

 

全国茶品評会の茶園が、正直なところ、もう一歩です。

 

病害虫の対策は回数的には多めに取っていますが、タイミングの悪さか、新芽が食われ気味です。

 

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先日は、伸びた茶面を揃える「整枝」という作業を行ったところですが、一部が虫や病気にやられていて、

 

 

「ちっくしょう!!!」

 

と、小梅太夫ばりに叫びたい気分です。

 

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さてさて悔いるのはここまでにして、次の対策として土の分析。

 

 

人間と同じで、今の体(土)に足りないものを科学的に分析にして、来春までの施肥(肥料まき)に生かしていく。

 

 

 

そこで、(墓穴でなく)穴を掘って、土を採取したところです。

 

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久しぶりに掘ってみると、思ったより土は柔らかい。

 

このことは、一安心。

 

 

体も土も固いよりは柔らかい方がいいし、成分もバランスよく採れているかどうかが肝心です。

 

 

 

そして、この茶園で

 

「俺、頑張っている!」

 

なんて何の役にも立たないちっぽけな自己満足は茶園に込めずに、「最良の品質」に向かう根拠(流行りの言葉でエビデンス)を詰めんで、特に判断の難しい夏場の茶園管理を全うし、来春、もし手摘み出品で200名近い方をお呼びできるのであれば、ピカピカに輝いた新芽をお見せしたいものです。

 

 

あ~、でもやっぱり、虫がつくと悔しい!!!

 

2020.07.03

 

ご無沙汰し茶いました。

 

日々、前だけを見て仕事しております。

 

 

さて、全国茶品評会の出品茶園。

 

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一度、低く切り落として茶葉がゼロになりましたが、やっと力強い新芽がバラバラながら出揃ってきました。

 

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この雨もしっかり成長を後押ししてくれています。

 

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しかししかし、季節的に草もすぐ伸びてきて、気になるところです。

 

そして虫や菌対策も非常に大事ですので、雨間にまたちょいと張り込んで何とかしなきゃです。

 

 

こんな中、

 

 

「黒木さん、茶園に出る時間あると?」

 

 

と先日、知人に聞かれましたが、特に この6,7月は毎年、都内出張で忙しい時期なんですが、今年は言うまでもなくコロナで出張にも行けずで、結果的に畑に出る時間が何とか確保出来ています。

(来年の今頃は、コロナも景気もオリンピックもどうなっているやら?)

 

 

しかしほんと、先のことはわからないことが多いですね。

 

何ごとも状況は急変するし、不変と思っていることも簡単に姿を変えてこちらに向かってきます。

 

 

だからこそ、今日に全力投球。

 

課題は沢山ありますが、今を生きるしかないです。

 

 

明日を憂うことなくです。

てなわけで、また明日も首痛で整体を受けたりしながらしっかり頑張りますヨ。

 

 

あっ、もう夜の9時。

 

早く帰って、今夜はブラピの「マネーボール」観て、根拠あるマネジメントで運営していく大切さを頭にたたき込んで寝たいと思います。

 

 

 

 

 

2020.06.12

「ハズ」という思い込み

 

 

県外のあるお茶屋さんに、数年来、お茶を納めさせて頂いています。

 

そこではうちのお茶と他社、他県のお茶をブレンドされ、1つの商品として販売されていますが、そこの社長と色々お話しをすると、社長の品質に対する強い想いが伝わってきます。

 

まあそれは、懸命に仕入れやブレンドをされており敬服します。

 

 

それで、先日うちがサンプルで出したあるお茶について、

 

 

「黒木さん、ちょっと焙煎弱いから再度やり直したのを見せて下さい」

 

 

とのこと。

 

 

 

「えっ、強めの火入れしたけどなあ」

 

 

と内心思いながら、その不採用のお茶の加工表を見直し、実際にそのお茶を飲んでみる。

 

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「んんん・・・・。確かに香り弱い」

 

 

温度を上げたハズなのに、香りがいいハズなのに、試飲で確認したハズなのに・・・。

 

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「ハズ」がいくつか積み重なる。

 

 

 

が、飲んでみると、先方様の指摘通りの香りが少し足りないお茶。

 

 

 

仕事は結果。

 

 

仕事の「失敗」と言われることの要因は、思い込みや情報不足と言われます。

 

 

それと世の中では、会話の誤差も積み重なります。

 

 

今回のことは、思い込み。

 

 

 

「頑張った、一生懸命やったのに」

 

 

は、小学生のスポーツや勉強まで。

 

 

 

それでも黙って取り引きを切らずに、再提出を求めて頂いた先方様には感謝。

 

 

これに関してはコロナのせいでもなく、誰のせいでもなく。

 

 

結果を出すのみです!

 

 

 

 

2020.06.06

責任の重み

 

 

県内のお茶の組合のメイン行事として、85回目を迎えた「宮崎献茶祭」

 

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先輩たちが築かれてきた歴史や伝統を踏襲しながら、多くのお取り引き様にも御協賛や御支援頂きながら、お茶の入札場も休みにして頂き、6月2日にまさか?!の快晴の中、宮崎神宮様で無事開催することが出来ました。

 

 

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そして今年は言うまでもなく、コロナ対策を取りながらの運営。

 

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皆さんと参道を進む際も距離を開け、お祓い所や神殿には献茶司(私)と唐櫃所役2人しか上がらずで、いつもと違うスタイルでしたので、だからこそ代表として、コロナの収束と茶業の発展を神殿で願いながら、いつもは感じない何か重い具体的には見えない責任を頭と心にズシっと感じた時間でした。

 

 

そして全ての進行が終わってからは、テレビ(Uさん、Mさん、Nさん)や宮日新聞さんにも取材して頂き、これもまた、まこち有り難いことでした。

 

 

それといつもは、生産者さんや行政の方と本殿内で昼食しながらの談笑となりますが、今年はそれも中止。

 

そこで今回は全ての片付けが終わった後、事前の準備に何時間も何回もつきあってくれた役員のみんなと場所を変えて昼食タイム。

 

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会話は今回の反省会でもなく、今後の経済予測でもなく、

 

 

「コロナが治まったら、またみんなでどっか泊まりに行きて~」

 

 

と、いつもの気のひん抜けた仲間トーク。

 

 

同業者と、肩が外れるっちゃないかといくらい肩の力が抜けたよか時間でした。

 

 

最後になりましたが宮崎神宮の皆様、御参加頂いた関係者の皆様、お忙しい中、誠に有り難うございました。

 

2020.05.21

始動

 

15年以上勤めてくれた畑担当の社員が退社し、その前に勤めてくれていた社員の年数も含めると、20年ぶりくらいかもしれません、茶畑の機械に乗るのは。・・・。

 

今年は一休みした品評会出品園。

 

来年またその品評会に出品するのに、この園だけは自分自身の手で管理を始めたくて、先日、20年ぶりにこわごわ・ワクワクしながら中刈り機に乗ったところです。

 

 

 

それで刈り始めてみると、豪雪地帯の雪の様に、葉っぱが自分に降りかかるわ!降りかかるわ!で、全身葉っぱまみれ。

 

 

「風向きかで、こんなかかるっかあ?」

 

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と自問自答しながら、10mほど進んで、

 

 

「じゃけん、なんぼなんでん、飛びすぎじゃろ◇?!×△?」

 

 

と、1人でエンジン音にかき消される子猫の様な小声を発しながら、健気に全身に葉を浴びながら前進する55才のボク。

 

 

 

「ん?」

 

 

よく見ると、カッターの回転を逆まわししてました・・・(^^)

 

 

 

と、悪戦苦闘しながら1日がかり。

 

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肩に力が入ったまま、やっとの思いで無事終了。

 

 

 

さあ、次は肥料まきです。

 

 

青空万歳!

 

 

2020.05.11

難しいお茶

 

こんにちは。

 

毎年採れる新茶の中から、「まれ」にしか生まれてこない、そして自分の心にも

 

「おーっ!」

 

と、パンチを食らわすお茶。

 

 

それを、「まれもの」として少量ですが販売しております。

 

 

 

そういうお茶は何というか、非常に難しいお茶で、何が難しいって、そもそも大大大納得の存在のお茶はなかなか無い訳で、またある意味、内質がトンガリ過ぎてて、淹れ方も特別だし、飲んだ時の感じ方も両極端だったりします。

 

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じゃあ、少しでも皆様、大切なお客様に「わかり易い美味しいお茶」という、寄り添ったモノを目指していくと、

 

 

「すごく美味しいけど・・・・・・」

 

 

と、ほんのちょっとだけ、2ミリくらい、一般的なものに近づいてしまいそうで。

 

 

 

つまり100人中98人の方には認めらなくても、残りの1,2人の方に

 

 

「こりゃ、凄い!」

 

と言って頂ける様な、ある意味、リミッターカットして我が道を行くものか・・・。

 

 

 

それとも、

 

 

「ほんと、美味しいね」

 

 

と少しでも多くの方に認めて頂きたいのか。

 

 

 

 

それで、今年の結論。

 

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我が道を行くお茶を選択し、仕上げました。

 

 

2020.04.29

美味しいの、出来てます!

 

晴れの日が続きます。

 

 

新茶摘みを始めて2日目。

 

茶摘みの時期にこんなに雨が降らないのは、何年ぶりかな・・・。

 

 

しかし、これでも連日寒くてなかなか芽(葉っぱ)が伸びないから苦悩しています。

(全国的にも寒さの影響で収穫量はかなり少ない様です。まだ霜対策で夜も出動が続くくらい寒いです)

 

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緑と空と、茶摘み機の赤のコントラストが美しい・・・。

 

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ところで、やっぱり自分が好きな味は、

 

「こんな感じ!」

 

って、あるんですよね。

 

 

じゃかい、自社産の茶葉と市場で仕入れた県内産で最良の最適のブレンドを施し、そこを目指します。

 

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そしてその最中、昼間は工場の外にお客様の車が停まる音がしたら、思わず窓をあけて、話しかけてしまいます。

 

 

ひとときのコミュニケーション。

 

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あるご夫婦は、

 

「新茶、飲みましたよ。さすが!」

 

と言って頂きました。

 

 

コロナでお客様も少なくなっている中、嬉しい言葉。

 

 

さあ、今夜も遅くまでですが、頑張ります。

 

2020.04.19

んもうっ!

 

いよいよ茶摘みまで1週間ほどとなりました。

 

ですから、昨日からバロン(黒い布)を被せています。

 

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それでも星の輝く寒い夜には霜対策でスプリンクラーで水撒きがありますので、ちゃんとスプリンクラー君が「にょきっ!」と頭を出してくれる様に、そこだけはバロンをずらしております。

 

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さあ、あとは色もきれいで味の濃い新茶が出来る様に少しでも快晴が続いてくれよっ!!!

 

 

 

と、書いてる今、外は雨音が・・・。

 

 

「んもう~!」

 

 

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