茶匠のひとり言 | 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園 茶匠のひとり言 – ページ 28 – 宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

宮崎の日本茶専門店(お茶・緑茶)新緑園

社長ブログ

2016.08.02

今は半歩でも・・・

先日、ある会議の終盤。

 

熱き社員君の提案。

 

 

「これ、みんなで読みましょう! 誰からか・・・」

 

と言うので、

 

 

「そりゃ、私がまず読むわ!」

 

と、挙手。

 

全4巻。

 

こういう本もあるという情報に疎くなってる自分も感じながら、とにかく読んでます(あと1巻)

 

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ほ、ほ~。

 

よしよし。

 

(知らなかった事も書いてあり、勉強になります)

 

リアルお茶のお話。

 

それだけでなく、やはり一番は「のめり込む」大事さ。

 

 

漫画って、頭に入り易いですね。

 

 

その気分を試飲室に持ち込み、各原料を改めて確認。

 

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少しは目覚めたか・・・・・。

 

 

まだまだ浅い。

 

 

さて、猛暑。

 

どうしょっ。

 

 

お茶で流す涙が、明日のうれし涙になる様に、計画と実行と笑顔と小さな勇気を積み重ねながら半歩ずつ歩くだけです。

 

 

 

 

2016.07.24

昨日心満タン、だから今日はベーグルでDW

日曜日。

 

休まない。

いかんですね、休みは休まないと。

 

でも溜まった書類の整理とスケジュール作成とメール返答は、日曜日の方が落ち着いて出来るので、ついつい出社し茶います。

 

と、得意の忙しいふりをしながら、昨日土曜日はお昼前から「プライベートすし詰めタイム」

 

愚息が2年前まで所属していた高校野球部の甲子園県予選応援。

シード校にまさかの大勝利でベスト4入り。

試合を観ながら、「色々無い中から」出来る事を見いだし指導と指針を徹底させる監督の力量と、それを具現化出来る子供達の精神力、理解力に感銘。

 

ONE WAY SPIRITS

 

その後は大渋滞のサンマリン駐車場で焦りながら帰社し、娘が通う市内北側の高校の放送部の取材応対。

お茶への想いを語りました。

(その女子高生のお父様が、今日応援に行った試合の監督という繋がり)

 

で、終わって今度は市内まで「えれこっちゃ宮崎」で高校ダンスチームで踊る娘の応援。

 

生き生きした表情で嬉しそうに踊る娘に、感涙しましたよ。

なんか、賞も頂けたそうでアリガタヤアリガタヤ(^^)!

 

 

そしてそれが終わって、UMKさんのジャムナイトに心の友デンちゃんと。

事前の情報も確認せず、ざ~っと行ったので、大好きなスクエアーやマリーンの演奏が終わっており、ミニ落ち込み。

 

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まあそんなこんなの土曜日明けなら、今日はお仕事せにゃね!

 

 

となれば、デスクワークは町施設キラリの喫茶、キートスさんで。

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オーナーの穏やかさからか、品があるというかトンガッてない味わいで、食後感が非常に良いです。

お薦めです。

 

 

さー、集中してデスクワークすっぞ。

その前にまずは腹ごしらえ。

 

 

あちこちの皆さんのお陰で、とても心地よい心境の日曜日です。

 

 

 

 

 

 

2016.07.09

お客様との時間

昨日は大雨、交通網も災害も心配。

命にかかわる大事が発生しないことを願います。

 

夏の感謝祭、2日目ももう少しで終わります。

昨日、今日と店頭でお茶淹れをしています。

 

 

そこでお客様にお聞きする、有難い言葉の数々。

 

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「夏茶だより(夏期限定の煎茶)のキリリ感が、毎年楽しみで飲んでますよ」

 

「わざわざ、お休みを取ってきました。よそでも買えるけど、ここで顔を見ながら買いたいし。色んな人に紹介してますよ」

と言われた娘さんとお母さん。

 

 

お茶をお出ししたら、「これがお茶やね」とうなられた方。

 

 

「ここのほうじ茶、なぜか飲み易いとよね」

 

それと、

「DM等の案内ハガキが温かくて大好きで、冷蔵庫にはってますよ。捨てられなくて・・・」

といつも寄って頂けるご家族の方。

 

等々・・・。

 

 

そして、ご年配のご両親に抹茶ソフトをお渡ししている娘さん。

(父を思い出します)

 

 

親子3世代でお寄り頂き、チビちゃんが抹茶ソフトをニコニコ美味しそうに食べる姿を、笑顔で見つめているお母さん、おばあちゃん・・・。

 

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愚息と高校で一緒に野球をしていて、今は都内の大学で勉強も野球も多分?頑張っている青年も、近況報告兼ねて寄ってくれました。

(私とツーショット撮って、待ち受け画面にするの?)

 

 

お茶というモノでなく、楽しいコト、嬉しいコト、へ~という驚いたコトが沢山詰まった時間です。

 

 

モノからコトへ。

 

有難く、そして嬉しい1日です。

 

 

2016.06.26

振り返り、前進し・・・

良く晴れた日曜日ですね。

 

お茶を保管する冷蔵庫が満杯になりそうで、既存の倉庫に冷蔵庫を増設するために、倉庫を整理整頓&断シャリ。

ずっと倉庫に置いていた物を引き出してみると、何十年も使っていないものが出てきますね・・・。

 

その多くは破棄しますが、それでもさすがに捨てられないものもあります。

 

 

今は乗用型の茶摘み機が常識ですが、20年前まで使っていた可搬(かはん)の茶摘み機。

(可搬の字、合ってますか?)

 

機械の両サイドを2人で抱えて、茶園をだーと歩いて摘んでいってました。

私も2年ほど使いましたよ。

(梅雨時期は茶園がぬかるんで非常にきつく、あのときはサラリーマンを辞めた事を悔やんでたものです・・・)

 

 

そのずっと前の、バリカン手ハサミ(黄色の袋がついてるもの)

 

まだその前は、竹カゴを背負っての茶摘み。

80代の両親(父は亡くなりましたが)が20代の頃にスタートした茶業ですから、この竹カゴは当時のものだと思います。

 

           

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捨てられないというより、捨てちゃいけない。

 

あと、お茶屋さんでも知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、

風選機や火入れドラム。

ご年配の方には懐かしい機械でしょうか・・・。

 

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その時があって、今があります。

 

どうあがいても、ゼロから興した人達には勝てません。

 

 

だからこそ、今を浮つかず、謙虚に強く宮崎茶を広く伝えていくだけです。

 

 

 

 

 

 

 

2016.06.12

自信

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出社時。

事務所に入ろうとすると、誰かに睨まれている・・・・。

 

 

「こわっ」

 

 

 

てな訳で、お腹がたっぷんたっぷんになりながら、やはり試飲&試飲の日々。

 

 

 

 

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特に入札場では、各社それぞれの五感と舌感と熱心さも含め、その選択は多岐に渡ります。

 

 

外観の色や形を優先の人。

 

みかけは悪いお茶でも、飲んで旨けりゃOK!!と言われる方。

 

お湯に出した色の善し悪しだけで選択する人(この方法も有りです)

 

相場優先で、価格ばかり意識する人。

 

記憶力の良い方は、3日前の2列目のあのお茶の方が良かった!と言われたりする。

 

(私は、嫌みや雑味の無い、清涼感や味が優先としてます)

 

 

仕入れは自信も大事です。

 

でも、

 

「俺はお茶はわからない」

 

と言いながら買ってる人は、安定した良い仕入れをされている気がします。

 

 

 

過信と自信の境目で、孤独とも戦いながらオシゴトしています。

2016.05.22

デジタルvsアナログ

朝市、小5娘と川南の軽トラいちに行って、メダカを買ったり知り合いのお茶屋さんと談笑したり。

 

 

さてさて、効率の悪いノロマ社長は、帰ってきて今日も仕事。

あるお茶を作るために、2タイプのお茶をヒトリゴトをブツブツ言いながら、数字的に、感性的にブレンド&試飲中。

 

 

3対7か、4対6か・・・。

 

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いや、そもそもこのブレンド自体が、ちゃんちゃらおかしいのか・・・。

 

 

10対0も有り。

 

 

自分の軸はどこにあるのか?

 

 

数字をベースにもちろん感性で決めるけど。

 

 

薄い味の向こうに見える、最近は未体験の味を改めて提案として知って欲しいのか?

今まで通りの一般受けする、無難でポピュラーな味をお出ししたいのか・・・・。

(でもここで社員か誰かに飲んでもらって確認すると、大間違いは無くなるし、逆に凡庸な味にもなる)

 

 

あー、苦しい・・・・。

 

 

でも楽しい・・・。

 

 

そんなヒトリゴトで屁理屈な日曜日です。

 

 

2016.05.19

鳥さん、オミゴト

五月晴れが続きます。

 

繁忙期で、会社と家からあまり出てないな~と、ぐずぐず感を感じ始めていた頃・・・・。

 

 

自然溢れる庭師さんが剪定中に見つけた芸術品を、教えてくれました。

 

 

メジロの巣。

 

内側は茶色の草木で固め、外側は目立たない様にか、緑の細い苔で仕上げられています。

 

 

そこに、命が2つ。

 

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口うるさい(私みたいな)親か誰かに指図された訳でもなく、図工の先生がキレイな円を描く巣の作り方を教えた訳でもなく、口ばしと愛情で作り上げた作品・・・。

 

 

名も無き、どこかの鳥さんのおこない。

 

 

オミゴト!

 

 

オミゴト!

 

 

以上です。

 

2016.05.16

飲み過ぎです

こんにちは。

 

何杯も何杯も飲んでおります。

 

ポットも、ポッと空になります。

 

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ある規格のお茶を選定しておりますが、

 

「ん~」

 

 

本当に難しい。

 

茶葉を摘んで荒茶にし、それを2次加工としてブレンドしたり火入れ(焙煎)したり。

茶園で良い生葉が出来ても、それが全て良い荒茶になる訳ではなく、その製造も本当に難しいと、この年になって改めて実感。

 

10年前、20年前なら、環境も時代の流れも今よりは緩かったので、ここまで認識せずに仕事をしていたかもしれないけど、今はとにかく細かくなりましたね。

 

 

考えすぎて、前に進まないこともあります。

 

 

そこを踏ん張り、乗り越えたところにホンモノがあるのでしょうか・・・。

 

 

自問自答(^^)

 

 

もう一歩、その先の一歩を踏み込む、心の癖や感性が要ります。

 

 

頑張ります。

 

2016.05.04

新茶deピクニック

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天候にも恵まれた八十八夜の「新茶でピクニック」

 

昨年より多くの方が来場頂く事を想定し、混乱しない様に準備をしておりましたが、予想を上回るお客様にお越し頂き、感謝とともに、かなりの混雑に対しまず最初にお詫びも申し上げます。

 

(駐車場も前回より別にお借りし、警備員さんも増員しておりましたが、店内も店外も混乱緩和のために、改善が要ると感じました)

 

 

それでも多くのお客様から、色んな喜びのお言葉も頂きました。

 

 

「生まれて初めてお茶摘みをし、感激したよ、社長」

 

「お茶を炒って、家族に飲ませたい・・・」

 

「お茶ってこんなに甘かったの!」

 

毎年好評のスプリンクラーでの水まきや乗用茶摘み機の実演、絵本の読み聞かせも楽しんで頂きました。

 

 

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出店頂いた20店以上のブースの方々も、予想以上に販売出来たと喜ばれていました。

 

 

1袋いくら・・・・

 

 

だけでなく、

 

 

日本茶の持つ魅力や楽しさを、今後も出来る限りお伝え出来ればと思います。

 

 

今後とも宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016.04.26

150人の想い。自分の想い。

4月23日、土曜日。

 

午前7時過ぎに集合頂いた150人の方と、全国茶品評会に出品するお茶を手摘み。

 

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皆様に私の想いを御挨拶でお伝えし、スタート。

 

休憩を挟みながら、あれほど心配した天気も、昼までは奇跡的にもって、無事半日を終えました。

 

 

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私自身は回を重ねるごとに、慣れるどころか、逆に色んな想いが頭の中をかけめぐり、当日朝は心も体も苦しくて、めまいもするし・・・。

 

それ程、150人での取り組みは重かったです。

 

 

3年前のチャレンジは、日本一を取りたかったのが一番。

 

しかし、日本一を頂いて以降、それは目標であって、目的ではないと多くの方に気付かせて頂きました。

 

 

目の前にある「茶葉」も、単なる葉っぱでなくなってきています。

 

 

モノからコト。

 

 

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夕方に出来てきた荒茶を、アルミに入れて真空する時はの気持ちは、まさに可愛いくて大事な子供と、ひとときのお別れみたいな気持ちでした。

 

 

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(51歳、センチメンタルじゃね~)

 

 

こんな感情的、感傷的な一日。

 

 

有難いです。

 

 

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